二人で

散歩に男山の「こもれびルート」を歩いた。
先日こせちゃんと途中までいった印象がよかったので、奥殿に声をかけて
付き合ってもらった。
天気がよくて、気持ちよく歩けた。このルートは男山の散歩コースで一番いいと思った。
団地からレクレーションセンター横の入口まで歩く。レクレーションセンターの「パターゴルフ」は
いつのまにかなくなっていた。
鳩ケ峰の二等三角点のところに、赤い色の補虫網をもった人がいて、「なにか捕れますか」と
たずねると「黒アゲハをがとれないかと思いまして」という。「赤い色に寄ってくるのです」と説明してくれた。
そこから神応寺まで続くルートは雑木の中を気持ちよく歩けた。
神応寺の手前に開けた場所があり、男山のケーブルカーが正面に見える。持参したお茶とおはぎを食った。
反対側は京都が遠望できる。
これはいい。
神応寺のお墓には淀屋辰五郎の墓があるので、おまいりしておいた。
帰りに、放生川のそばでたこ焼きを食ってるとなんと、チアゴにあった。彼もまだ無職とのこと。ふらふらしてる様子。
友人らしい若者と2人でいたが、私がチアゴの知り合いと気が付いて握手してきた名前を聞くとヂアゴという。
なんか似たような名前が多いんだなあと思った。彼らも、この不景気で、故郷にも帰れず、その容姿から就職も困難。
たくさん日系人が働いていた15年ほど前のことを思い出し、ため息がでた。製造業がなくなり、放り出されたのは、日本人
だけではないな....なんといったらいいのか..「がんばろうな」といって別れた。
山柴の種やで たかのつめ と ながとうがらし の苗を買って
小谷食堂でカレー中華を食って帰宅した。ゆっくり歩いて3時間だった。

帰宅後 Susan Boileの動画をyoutubeでみてなんというか涙がでてしまった。涙もろくなったのかなあ
ああいう人もいるのはわかるが、やっぱりなんといっても若いときから努力してるからこそだろう。
付け焼刃ではないし、奇跡でもない。つまりは努力が大事ということ。それがあってチャンスをものにできる。