曇り時々雨 後 晴れ
朝からEXCEL
k氏よりSkypeで進捗状況を聞いてきた


図書館へ 
先日 本館へ井上靖の「化石」を探しにいったのだが男山にしかなくて
保管しておいてくれたのを借りにいったのである

発見した
以下引用
一鬼は岸の口調が、熱を帯びて来ているのに気づいていた。こういう
美しい興奮は自分はとうとう一生知らなかったと思った。
岸は、なお続けて言った。
「このブルゴーニュの平原は、これまでごらんになってきたような起伏で
東に、南に、どこまでも拡がって行きますが、やがてジュラ山脈にぶつかります。そこの山間部の街道に、第二次大戦の対独ゲリラ戦に散ったその地方の青年たちの墓があります。別の言い方をすれば、ジュラ山脈の末端部がブルゴーニュの平原に消えようとするその裾のところです。一九四四年二月から九月までが最も戦闘の激しかった時期で、その時期に戦死した農村青年八十余人が葬られており、氏名不詳と書かれた墓碑銘も三十余あります。その
墓地の傍の断崖に、大きな女神像が造られ、風に髪を飛ばしている颯爽たる顔を渓谷の方に向けていますが、その像の下に『われ死するところに祖国よみがえる』というアラゴンの言葉が、三行に刻まれてあります」
「ほう」
「その女神像を誰が刻んだか知りませんが、その横顔はブルゴーニュの今日の農村の娘の顔です」
「なるほど」

              • 引用終わり

この言葉がなんだったかなと気になってたのである

映画では そのレリーフが映っていた
結局そこがどこで、フランス語でどう書いてあるのかわからなかった
また しらべてみよう